最低・最悪の日2002/04/24 (6月23日修理完了後の経過)

6月〜7月
23 24 25 26 27 28 29
30 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 以上で終息です。


<62日目 : 6月24日(月)> 連絡する暇が無く、進展無し。

<63日目 : 6月25日(火)>
13:25 運送業者の所長宛てに電話するも休み。明日電話。拍子抜けも準備万端 (-_-メ)

<64日目 : 6月26日(水)>
10:04 運送業者へ電話。
所長は離席中とのことで折返し電話をもらうよう名前と携帯番号を伝える。
10:19 運送業者川崎営業所長より入電。
「私が誰かわかってますよね?」
「はぁ〜・・・。」
「最後にお話したのは5月8日です。4月24日からバイク輸送中に傷を入れられた
件で迷惑を受けてる者ですが。」

「失礼しました。その節は大変ご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。」
「名前も携帯番号も伝えてるのにわからなかったのですか?まだこの件は終わって
ないんですよ。(-_-メ)」
「はい、大変失礼しました。」
「先日、日曜日に最終的な修理が終わりバイクを引き取りました。」
「はい。」
「もう2ケ月も経つんですから当然調査は終わってますよね?」
「はい、終わっています。報告書としてまとめた上でお持ちするつもりでした。」
「それでは、今日午後か明後日金曜日に来て説明して下さい。」
「今日は都合が悪いので、28日金曜日でいかがでしょうか?」
「わかりました。では金曜日に会社のほうへ来て下さい。午前・午後どちらでも
かまいません。」
(会社の所在地、出社時間帯、到着したら受付ロビーから電話をもらう事等を伝える。)
「修理費用を負担するのは会社として当然の行為と思ってます。結果、修理完了
までに2ケ月かかったことになりますが、その間の精神的苦痛はどう補填する
つもりですか?営業車両なら休業補償しますよね?個人車両でも同じことでは
ないですか?それに営業主任○○の態度や、それ以外にも腹に据えかねている
ことがたくさんあります。とにかく今回の件について、会社としての誠意を形で
見せていただけませんか?」

「了解しました。またご連絡させていただきます。」
(決戦は金曜日)

<65日目 : 6月27日(木)>
13:21 運送業者川崎営業所長より入電。
「明日お伺いする時間ですが、何時頃がよろしいでしょうか?」
「午前・午後どちらでもいいです。」
「では、午前10時頃でよろしいでしょうか?」
「わかりました。」

(打ち合わせより大事。ご支援のほど4649!)

<66日目 : 6月28日(金)>
9:55 運送業者川崎営業所所長と安全主任の2名で会社へ来訪。
受付ロビー内応接コーナーで所長と名刺交換後、運送業者より
報告書が提示された。
※以下は録音したテープより起稿のため、ほぼ会話どおり。
「・・・・・・このトランスポーターというのが私のところへ持って来た人ですか。」
「そうでございます。」
「・・・・・・と言うことは、フェリー会社が(倒した)ということなんですね。」
「ええ、大変お恥ずかしいお話なんですが、色々追求が最初のうち甘いという
こともあったんですが、問いただして、事の重大さを船会社のほうも認識して無くて、
ひたすらのらりくらりの『わかりませんな〜。』というような返答だったので、私が喝を
入れまして、ちゃんと調べろと、一人一人全部呼んで調べろということでキチンと調べ
させたところ、調べている内に実はこういう訳で、マイカーを運ぶ時に、船の中で
ラッシングベルトというので縛るのですが、それを外した時に・・・本来は2人ないし3人
ががりで、ラッシングを外す人間とバイクを押さえる人間で行うのですが、その時は
手抜きで大変恐縮なのですが、ポンとやったら向こうへ倒れてしまった。というような
状況の報告を受けたのですが。なさけない話なのですが。」

「そうですね・・・。私もフェリーは何度も利用していますが、普通は考えられない。
バイクは通常左側に傾いてます。それを右側に倒すということは、よっぽどの事が無い
限り倒れない。押さないと倒れない。ちょっと腑に落ちない点があります。このフェリー
会社ってどこなんですか。」

「○○海運ってとこです。そこが元請で、○○という船会社を使ってます。」
「これはどこからどこへ着くんですか。この有明(港)ってとこに着くんですか。」
「ええ、福岡から有明港へ着きます。」
「そちらはいつもその会社を利用してるんですか。」
「そうでございます。○○海運を通してですが。」
「・・・・・・現状はわかりました。そちらの落ち度は無いのかもしれないが、それとこれとは
別の話で・・・。○○さん(安全主任のこと)、先日の電話を覚えてますか。私に何と
おっしゃったか覚えてますか。」←5月2日の会話こと。
「いや〜、ちょっと記憶に無いんですが。」
「私も関連会社のコールセンタでクレーム対応をしてきた経験があります。あなたの
話振りからは(この件から)逃げたいというような気持ちしか取れなかった。しかも
携帯電話だったかどうかは関係無く、途中で電話が切れたのに、話はすべて終わって
無いのに、その後かけもしないというのは、どう考えてもおかしいですよね。」
「はい、すみません。」
「ちなみに私は(今回の件)電話がかかってきた時間も含め、すべて記録をとってます。
そちらの対応次第では考えてもいますので。私が一番腹を立てているのは当日の
対応なんです。その日(4月24日)の。」
「操縦士(?)の対応ということでしょうか。」
「まず、この○○さん(トランスポーター) て方が、『確認をして下さい。』というような
事を言わなかったということです。車とかバイクとか預かったら、(預かり書を示しながら)
こういう風に預かり書を作ってる訳ですから、『これでご確認下さい。』というのが普通
でしょ。そして、私が、『これおかしいじゃないですか。』と言ったら、『気づいてました。』
と言ったこと。気づいていたなら最初からそう言いますよね。」

「そうですね。」
「『こういう事が起こりました。申し訳ありません。』というのが普通でしょ。」
「はい。」
「そして事務所へ電話を入れられたようだがいつまで経っても連絡が無い。(そちらを
手配した)○○引越センターさんにも電話したし、そちらの福岡営業所からも電話
もらったりしたが、そちら(川崎)からは何も連絡が無かった。18時過ぎにこちらから
かけると『時間外だからわかりません。』普通こんな対応って無いですよね。」
「重ね重ね申し訳ございません。」
「実際に(事が)起こったのは別のところかもしれないが、私が話す相手はそちらしか
無い訳ですから、そこでキチンとした対応をしないと、どう考えても相手は怒りますよね。」
「はい。」
「『やった者が・・・。』とか『受付した者が・・・。』とかいう事を言ってるとこじれますよね。
最初からキチンと話をしてくれていれば、私もこのような形にはなって無かったと思い
ます。そこはもう一度(そちらの)会社の中で考え直して下さい。」
「はい、これを教訓に指導させていただきます。」
「しかも、面識は無いのですが、東京から福岡へ運んだ、(福岡の)同じバイクショップを
利用した方も同じようにそちらの不手際で傷を入れられたと聞いています。こんな事が
いつも起こっている会社なのですか。」
「いや〜、その辺はキチンとやらせてるつもりなんですが・・・。私の指導不足で・・・。」
「私も自分のホームページを持っていて、今のところ(そちらの)名前は伏せて公開して
います。そちらの出方によっては、全部実名での公開に変えるつもりです。」

「・・・。」
「私の怒りがわかりますか。」
「・・・。」
「(休日である)土日に楽しみにしている事が2ケ月に渡って、実際には1ケ月ですが、
ふいになった訳です。バイクの場合、傷が入っていると、『こいつこかしてる。』なんて
思われる訳ですし、自分はその事が、そう思われる事が大変気になる神経質な性格
なんです。」

「・・・。」
「で、どうされるんですか。謝るだけですか。」
「・・・、そちらのご要望というか・・・。」
「まずは、そちらのほうから提示して下さいよ。」
「提示するものは無いんですが・・・。」
「そうですか。」
「お詫びするということで・・・。」
「お詫びで終わりですか。」
「はい。」
「それで済まそうと思っているのですか。」
「はい。」
「わかりました。これだけの資料を用意しているという事は、何をしようとしているか
わかってますよね。」

「・・・。」
「そちらの監督官庁ってどこですか。運輸省ですか。」
「・・・そうです。」
「・・・・・・。そちらもホームページを持っていらっしゃいますので、その怖さってものが
お分かりになっていると思うんですが。」

「持ち帰って上司のほうと相談させていただきます。そしてこの後どうするのか、ご返答
させていただきます。(自分が用意した実名入りの記録を指して)これはいただけます
でしょうか。」

「要りますか。」
「ええ、報告するにもいただけると・・・。」
「・・・・・。わかりました、どうぞ。(実際には納車の際に渡すものであるが、まだ手元に
あるバイクの受領証を示し)しかし、これはまだ渡せませんから。これが何かはわかって
ますよね。」

「はい。」
「あのまま(あの日)○○さん(運搬担当者)がお帰りになっていたら、その後に私が連絡
しても『その後はその後。』なんて話になったんでしょうね。」

「・・・。そちらのご要望がありましたらお聞かせいただきたいんですが・・・。」
「要望って何ですか。」
「こちらは何も用意してこなかったのですが、お詫びという事だけで来たんですが、何か
こうしろああしろといった事がおありでしたら持ち帰りたいと思うのですが。」

「・・・・・ちょっと考えさせて下さい。」
「わかりました。(手土産のようなものを差し出し)これを・・・。」
「いりません。持って帰って下さい。」
「そう言わず、今日は今日ということで。」
「まだ決着がついていませんからいただきません。」
「・・・。」
10:08終了

<67日目 : 6月29日(土) 〜 89日目 : 7月21日(日)>進展無し。

<90日目 : 7月22日(月)>
10:35 運送業者川崎営業所の所長へ電話。
「先日、『上のものと相談する。』とおっしゃって帰られましたが、その後何か対応を考えて
いただけましたか。」

「いえ特にありません。」
「そうですか。やはり先日のお詫びで終わりということですか。」
「そういうことです。」
「上の方という人はどなたですか。」
「本社お客様相談センタの○○というものです。連絡先は***-***-****になります。」
「了解しました。今後はそちらとお話しすればいいのですね。」
「はい。先日いただいた記録書もFAXしてあります。」
10:50 運送業者本社(営業業務部)○○氏へ電話。
「川崎営業所の所長からお話しを聞いていただいていますか。」
「はい。」
「それで、そちらの対応は、川崎営業所の所長がおっしゃっているようにお詫びで終わりと
いうことですか。」

「はい。」
「私が記録したものを読んでいただけましたか。」
「はい見ました。しかし、そちらの申し出の論点がよくわからない。実質的な被害としては
バイクの損傷だが、それはすでにこちらの費用で修理している。その他としてあるとすれば、
バイクに乗れなかったということへの賠償ということですか。」

「それもあるが、納車時、傷が入っていることを承知で、自分へ確認もせず納車しようとした
ことはどう考えるのか。」
「それは感情論に過ぎない。」
「そちらからの川崎営業所長の押印がある報告書の、『チェックシートに記載されているキズ
以外の損傷を発見し、フェリー会社に申し入れたが当初は現認してもらえず、現状のまま納車
しました。』というのが物語っているではないか。知っていながら自分へ確認もせず納車しよう
としたことについて責任は無いということか。何のために車両預り書を作成しているのか。」
「チェックシート(預り書)で全てを確認するものでは無い。そちらの記録書等を読んだだけでは
事実関係がわからない。また、仮に論点とするならば、今回の修理に関して、具体的にタクシー
等の費用がどれくらいかかったかという経費の問題を伺っていない。」
「確かに言って無いが、そちらからも、そのような話はされなかった。」
「修理に60日かかったと言われるが、そのすべてがこちらの責任とは言い切れない。」
「部品メーカーの納期遅れが原因と言われればそれまでだが、かと言って持ち込んだら部品
在庫があってすぐ修理できるというものでも無いことはおわかりのはず。いずれにしても結局
そちらの対応は、先日のお詫びだけで終わりということなのですね。」

「そうです。」
「自分としては、今回の件で、どのくらいの賠償を要求できるのか判らないので、会社関連の
弁護士に相談したいと思う。」
「どうぞ。」
「相談してみないと判らないが、ひょっとすると訴訟といった形になるかもしれません。」
「とりあえず相談されてみて下さい。」
「○○さんの役職は何ですか。」
「次長ですが。」
「わかりました。また連絡します。」

14:25会社関連弁護団 △△先生の事務所に電話を入れる。
「個人的な損害賠償の件でご相談があるのですが。」
「先生は今外出中で18:30頃お戻りになります。その頃またお電話していただけますか。」
「了解しました。」
18:28 再び△△先生の事務所に電話を入れる。
「今日14時半頃電話したものです。」
「はい。先生はお帰りになっていますのでお繋ぎしますか。」

「その前に、ご相談する件で記録したものがありますのでFAXさせていただいてよろしい
でしょうか。口頭で説明するよりいいと思うのですが。」

「はい、ではお願いします。」
(記録書とゼロからの報告書、計9枚をFAXする。)
18:50 再び△△先生の事務所に電話を入れる。
「FAXしましたが届いていますか。」
「ちょっとお待ち下さい。・・・では△△弁護士と代わります。」
「△△です。」

「FAXは見ていただいたでしょうか。」
「ちょっと字が小さくて見えないなぁ〜。」
「そうですか。では簡単に口頭で説明させていただきます。」
(要点を掻い摘んで説明。)
「結論から言うと、乗れなかった期間についての慰謝料みたいな賠償金を請求できるとは
思う。しかし、そのためには、被った損害について自分で費用等を算出しなければいけないよ。
例えば今までバイクに乗っていた実績とかを基に、その60日間にどれくらい乗っただろうと
いうような予測とか、予定していたツーリングに行けなかった事実とか、その代替として使った
交通機関の費用とか。まぁ営業車両じゃなく個人車両だから難しいかもしれないけど、自分で
証明できるようであれば相手に対して請求できるね。」

「やはりそうですか・・・。検討してみます。ありがとうございました」
19:00終了
(とりあえず引き時かな・・・。)

<終息宣言>
90日という長きに渡り交渉を続けてきましたが、正直疲れました。
隼自体は元の姿に戻っていますし、その後転倒による後遺症も見受けられません。
意地になって訴訟を起こすことは無意味なことだと判断しました。
ただ決してこの業者を許した訳ではありません。
よって、あえてこの業者のサイトを掲載します。
この報告をどう判断し今後この業者を使うかどうかは皆さんの自由です。
最後に、これまでご声援いただいた皆様に感謝申し上げて、結びの言葉とします。
本当にありがとうございました。