春日の婿押し
2012/01/14
春日市のホームページを見ていて気になっていた行事の一つです。
今年は天気も良さそう、っていうか寒そうではないので見学に行きました。
基本的に画像のみアップします
当日のブログは、ここから。
(2012/01/15)
以下、春日市のホームページより転載
●婿押し祭り 春日神社の祭礼中最大の行事がこの婿(むこ)押し祭り。別名を「若水祭」ともいう。 全国的にも非常に珍しい行事で、平成7年には国指定重要無形民俗文化財に指定された。 前年中に結婚した新郎新婦を祝福する行事で、1月14日夜、45歳以下の氏子で組織された 「三期組合」の人たちが中心となって行われている。 行事の流れは、午後7時15分の左義長(さぎちょう)への点火の後に、子どもたちによる 樽(たる)の奪い合いが始まる。 続いて、花婿あいさつ、花嫁と花婿の盃など一連の「宿の行事」が行われる。 その後、花婿を含む氏子たちは裸になって神宮の前でおはらいを受け、神池(みいけ)を 舞台に祭りのハイライトである勇壮な「樽せり」に突入する。 もみ合ううちに割られた樽の一片を手にした者は、これを神棚に供え、 五穀豊饒(ごこくほうじょう)と開運を祈願する。 樽せりの後は春日川(牛頸(うしくび)川)へお汐井(おしおい)取りに行き、その帰る足で いっせいに拝殿に駆け上がって参拝し、花婿を中心に祝唄を唱和しながら、まるで “おしくらまんじゅう”のように拝殿の中でもみ合う。 その後一団は、左義長周辺へと駆け戻り、最後は神前に供えた「若水」を花婿に注ぎ 祝福する。 婿押しが終わると左義長の周りに集まり、手打ちをして一連の行事が終了する。 その起源がはっきりしないほど古くから繰り返されてきたこの祭りは、現在の春日市に なくてはならない祭りになっている。 毎年、参道にはたくさんの夜店が並び、老若男女が大勢詰めかけて春日神社は ときならぬ熱気に包まれる。 簡略化されたとはいえ、これだけの歴史を持つ祭りが、いまだに綿々と続き定着している 事実には驚かざるを得ない。 [主な行事の流れ] 1.左義長(さぎちょう) 2.子どもの樽取り 3.宿の行事 式次第は、 1開会の辞、 2三期組合代表者あいさつ、 3氏子総代あいさつ、 4区長祝辞、 5花婿あいさつ、 6花嫁熨斗出し、 7前酒、 8婿と婿抱きの盃 からなる。 4.樽せり 8時30分ごろ 5.お汐井取り 6.婿押し(拝殿もみ) 7.千秋楽 [日時] 1月14日 午後7時15分〜9時30分ごろ [場所] 春日神社(春日市春日1―110) |