事故の記憶

2006年12月12日16:08投稿 mixiの日記より

一昨日のすかたん納会ツーリング、寒さや前日が雨だったこともあり、いつもよりペースは遅かった。

阿蘇駅からの阿蘇登山道(パノラマライン)、ゆるやかな左カーブ。
左に倒れて数十メートル滑っている。右は無傷。

ジェネレーターカバーが割れオイル漏れ。
ステップは根元のボルトがすべて折れてだらり。
フロントフェンダー、フロントと左サイドのカウル、ミラーに傷、マフラー削れバンド1本切断。
レッドバロン熊本東店から引き上げ、福岡への移送を依頼した。
今日の便で運ばれるらしい。

自分は下唇、前歯、右親指、右足膝、首、左胸が痛い。
服を脱いだら、左肘付近にも擦った跡がある。
(メット内のマイクも考え物だ。そのマイクで、下唇〜前歯辺りを
打っており、唯一、血が付いている)

嫁に迎えに来てもらい、その晩、福岡で救急病院に寄って帰ったが、
不幸中の幸い、骨折は無いようで、飲み薬と湿布をもらい経過観察となった。

一昨日買ったSPIDIのジャケットは1日限り、ダイネーゼ革パン&ブーツ、ヨシムラのメット、南海グローブがダメになったが、それぞれのプロテクタのおかげで大事には至らなかったようだ。

気づいた時には、メットも脱いで道端に座っていた。
愛機・隼は、メンバーによりすでに路肩に移動され立っていた。
(オイル痕も適切に処置されていた)

夢の中に居るような気分だった。
3名のメンバー(同行者)へ、「俺、なんでここに居るの?何で走ってるの?何が起こったの?」と聞いていたようだ。

「なぜ」こけたのか、その前後の記憶が無い。これが怖い。
「なぜ(事故の記憶)」があれば対策もできる。それが無い。
一時的な記憶喪失。後続者も離れていて状況は誰も見ていない。

医者からは、「過去、突然目の前が真っ白になるようなことが無かったか?」と聞かれた。ふと、免許更新時の「病気の症状等の申告用紙」を思い出した。今までそんな経験は無かった。

メットにも多数の傷が入っており、脳震盪を起こしたようだ。
頭部を打ったことが一時的な記憶喪失の原因ならまだいいのだが。

昨日はもともと代休で、頭痛は落ち着いたものの首痛などが続き今日も有給休暇。

ここを見ていただいた皆様、これからもご安全に。
 
以下は事故現場と隼並びにウェア等の損傷模様です。
なお、コメントは割愛します。