図工の時間。隼シングルシートカバー(通称こぶ)の加工。 2003/04/28

目の錯覚ではありません。
二つあります。右側はヤフオク
で入手した新品です。
裏蓋を外したらこんな感じ。
本当に無駄な空間です。
左側が新品。
右は4年間使いこんだもの。
色の違いがはっきり。
良く見えないと思いますが
4年間使っていたものには
ブーツで削った傷があります。
今回用意した部品や工具類。
結局×印のものは使いません
でした。
今回のキモとなる部品です。
ラッチとチョウツガイ(丁番)。
オートラッチを奢りました。
っていうか、ちょうどいいのは
これしかなかった。
薄口丁番です。
大小2種類買いましたが、
結局大きいほうを使いました。
段差があるのがわかっていた
ので、ゴムワッシャーを用意
しました。
収納物が傷つかないように
フェルトも準備。粘着付きが
便利でした。
紙やすりです。
切り口を綺麗にするのに用意
しましたが必要無かったかも。
ラッチと丁番を止めるねじ類
です。強度を考えて、ボルト
付きを選びました。
いわゆる鋸です。長さが替え
られる便利物。糸鋸を探した
けどこれで正解でした。
ネジビットといいます。
ワッシャー止めのつもりだった
ので穴あけ用に購入しました。
その他の必要工具です。
これが目的のもの。
裏側から見たらこんな感じ。
出来上がりのイメージですが
結局、丁番は1個しか付けま
せんでした。
いきなり鋸では切れないので
まずカッターで穴をあけます。
素材は結構柔らかいです。
カッターであけた穴に鋸を
突っ込んでギコギコ切ります。
蓋となる部分を切り取りました。
これ以上の大きさにすると
強度が心配かな?
鋸で切った後がギザギザ。
プラスチック用の紙やすりで
擦ったけどカッターのほうが○
ネジビットで穴を開けてます。
この工具は買って大正解!
すべての穴が開きました。
計10ケ所です。
ネジで丁番を止めてます。
実はネジの長さを間違って
ました。余った部分は後で
鋸で切りました。
ラッチの取り付けにゴム
ワッシャーを使います。
2段でちょうど良い高さです。
機関車みたいですね(笑)
ここもネジの長さが長すぎ
ます。
ゴムワッシャーを付けないと、
押し込むところ(オレンジ色)
が土台と干渉してしまいます。
丁番とラッチの受け側が付き
ました。上下にある山の部分は
開閉に邪魔なので斜めに削る
必要があります。
裏側はこんな感じです。
これは土台側ラッチの裏です。
ボルトから出ているネジの先は
すべて切りました。
ラッチはこんな感じで閉め
ます。オートなので、手前の
ボタンを押すと開錠されます。
切り取った部分を土台に
付けました。蓋の開閉に
多少の隙間が必要です。
裏側はこんな感じです。 収納したものが傷つかない
ように、ネジの部分にフェルト
を貼りました。
加工終了しました。
カバーを付けました。 蓋を開けたらこんな感じ。 中はこんな感じです。
カッパ位は楽勝でしょう。
3ケ所突起部分があったので
ここにもフェルトを貼りました。
■ 今回購入した部品 <値段> ■
 オートラッチ(中) <\420>
 薄口丁番(38o) <\150>
 ステンさら小ねじ(M3×25) <\120>・・・
[注1]
 ブロンズ小ねじ(M3×20) <\80>・・・
[注1]
 ゴムワッシャー(5Ø×13Ø×1.5t) <\240>
 粘着付きフェルト(100o×100o×2枚) <\320>
 紙やすり(エメリー#4000) <\170>・・・
[注2]
  [注1] 長さは10oもあれば十分です。
  [注2] カッターのみで綺麗にできれば必要ありません。


 ★ 合計(総費用) \1,500 + \75 = \1,575 ★

■ 今回使用した工具類 ■
 ハンディーソー(鋸) <\800>
 木ネジビット(3m/m) <\530>
 カッターナイフ
 プラスドライバー
 ペンチ

■ かかった時間 ■
 約3時間30分
 ※時給\3,000の人に頼むと、工賃 \10,500 (笑)

今回の工法や部品は、福岡県の隼乗り山哲さんのホームページを参考にさせてもらいました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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